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馬のおやつ|手作りのメリット、レシピとつくれぽも

馬もおやつが大好き。
日本でもいろいろな種類の馬のおやつが乗馬用品店や馬具屋さんで販売されています。
買ってきたおやつもいいけれど、真心こめた手作り馬のおやつは市販品と比べると食べてくれた時の感慨もひとしお!
でも「手作り馬のおやつと市販品馬のおやつ、どちらがいいのかしら?」という疑問もあります。特にあげる相手が自馬でなくクラブ馬だったりすると回数や量など、どれだけあげても良いのか、手作りの方が体に良いのか…など馬のおやつの悩みはつきものです。

そんなあなたに必見!
今回は手作り馬のおやつのメリットを簡単にまとめ、海外のヘルシーな手作り馬のおやつレシピを翻訳し、日本でも作れるように食材を若干アレンジしてご紹介します。

馬との距離をグンと縮めてくれる「馬のおやつ」のエキスパートになりませんか?

馬のおやつを手作りするメリットとは?

 

オリジナルの馬のおやつができる

手作り馬のおやつの醍醐味は、どこにも売っていないオリジナルのおやつをたっぷりあげることができます。

それぞれのお馬さんの性格や好みに合わせて形や素材をアレンジした馬のおやつが作れます。

馬は自分好みの美味しい馬のおやつをくれる人を覚えています。
だから、手作り馬のおやつをあげることは馬と人と特別な絆を生むきっかけ、あなたが丹精込めて作った手作り馬のおやつで愛情はしっかり馬に伝わるでしょう。

馬のおやつで料理スキルアップ

手作りの馬のおやつを作るためにいろいろな試行錯誤をする方もいらっしゃいます。今では手軽に料理レシピなどをインターネットで検索できる便利な時代になりました。はじめは馬のおやつ作りが苦手な人でも馬のおやつについて研究して経験を積んでいくと確実に料理スキルがアップしていきます。

馬のおやつを作ることによって、お馬さんも喜び、ライダーも成長することができるのです。

 

:馬具・乗馬用品のサジタリアスはレシピの公開により発生した一切の事故や怪我・病気などの責任を負いかねますことをあらかじめご了承ください。馬によって持病や治療を受けている場合、服用薬がある場合やアレルギーなどの症状がある場合などそれらについて起こりうる状況についての責任も負いかねます。当記事は人と馬の安心・安全を最大限に努めて記事を作成いたしましたが、下記のレシピ等の内容は自己責任とご了承いただいた上でお読みください。

馬のおやつ:干しブドウの焼き菓子

The Horse情報誌の2012年号にHealthy Horse Treats (馬の健康スイーツ)で掲載された馬のおやつのレシピのアレンジ

<グレープと干しぶどうが好物の愛馬ドラドちゃんのためにアレンジした焼き菓子>

小麦と干しぶどうの馬のおやつ

画像:https://thehorse.com/114025/horse-approved-homemade-treat-recipes/ より

材料:

  • 小麦粉250cc
  • ビール180cc
  • はちみつ(水あめ代用可)大さじ2
  • ミューズリー(できればローストされていないもの) 500g
  • 干しぶどう 125cc

作り方:

  1. 小麦粉、ビール、はちみつをボールに入れてヘラでよく混ぜる。混ざったらミューズリーを数回に分けて、こねすぎないように軽く混ぜる。最後に干しぶどうを入れ、さっくり混ぜる。
  2. 生地を30cm x 40cmの油を引いた天板に広げ、120度に予熱したオーブンで焼く。
  3. 25分ぐらいで生地が固まってくるので、いったん天板を取り出し一口サイズに切り分ける。再び天板をオーブンに戻し火が通るまで約40分間焼く。
  4. オーブンから天板を取り出し、生地をのせたまま冷ます。
  5. 粗熱が取れたら金網に乗せて乾くまで冷ます。

つくレポ:

この馬のおやつを一度食べたドラドちゃんはやみつきになり、ずっとおねだりが止まりません。おなじ厩舎仲間のスモーキーちゃん、サテンちゃん、グルメのレースちゃんにも大好評のレシピの馬のおやつです。

 

手作りの馬のおやつ:あなたの馬もきっと好きになる

馬の間食用におやつを手作りしてみませんか?家にある材料で簡単に作れる馬のおやつのレシピです。

食べ慣れたりんごやにんじんをベースにアレンジしたレシピを集めました。

☆馬のおやつ:りんごとにんじんのすりおろしケーキ☆

りんごとにんじんとその他

材料:

  • りんご 1個
  • にんじん 1本
  • はちみつ(あればモラセス、なければ水あめ代用可)250ml
  • サラダ油 大さじ2

作り方:

  1. オーブンを150度に予熱する。
  2. にんじんとりんごをすりおろす。
  3.  全部の材料を混ぜ合わせる。
  4. 生地を天板へ移す。
  5.  40分を目安に焼き色がつくまで焼く。
  6.  冷蔵庫で4時間冷やす。

 

☆馬のおやつ:スイートクッキー☆

スイートクッキー

材料:

  • 粉砂糖(なければ省略可)
  • 黒糖(なければ上白糖) 60ml
  • はちみつ(あればモラセス、なければ水あめ代用可) 750ml
  • にんじん 2本をすりおろす
  • りんご 2個をすりおろす
  • 小麦粉 125ml

作り方:

  1. オーブンを200度に予熱する。
  2. 粉砂糖以外の材料を混ぜ合わせる。
  3. ひとかたまりになったら、薄く油を塗った天板もしくはクッキングシートを敷い た天板に生地を流し込み、平らにする。
  4. 20分焼く。
  5. 冷ましてから粉砂糖をふりかける。

 

☆馬のおやつ:キャロットクリスピー☆

馬のおやつ:クリスピーキャロット

画像:https://sarahhearts.com/horse-treats/ より

材料:

  • オートミール 180ml
  • はちみつ(あればモラセス、なければハチミツ代用可) 80ml
  • 水 125ml
  • 小麦粉 180ml
  • ふすま(ブランといわれるもの) 180ml
  • 黒糖(なければ上白糖) 125ml
  • * りんご 1個
  • * にんじん 2本

作り方:

  1. オーブンを200度に予熱する。
  2. マフィン型に薄く油を塗るか使い捨ての紙ケースを敷く。
  3. りんごとにんじんを粗おろしする。
  4. りんごとにんじんにはちみつをなじませる。
  5. 残りの材料を加える。
  6. 15−20分焼く。

 

☆馬のおやつ:オーツ麦のキャロットクッキー☆

馬のおやつ:キャロットクッキー

画像:https://pin.it/fo2qplkjnedwy5 より

材料:

  • 生のオーツ麦 250ml
  • 小麦粉 250ml
  • にんじんの粗おろし 250ml
  • 塩 小さじ1
  • 砂糖 小さじ1
  • サラダ油 小さじ2
  • ハチミツ(あればモラセス、なければハチミツ代用可) 60ml

作り方:

  1. オーブンを180度に予熱する。
  2. 材料を全部混ぜ合わせる。
  3. ひとかたまりになったら、小さな団子状に成形して薄く油を塗った天板もしくはクッキングシートを敷いた天板に並べる。
  4. 180度で15分、表面に焼き色がつくまで焼く。

 

☆馬のおやつ:りんごとオーツ麦のソフトクッキー☆

材料:

  • 無糖のりんごソース 375ml(なければ皮をむいていちょう切りしたりんご2個分に水50mlを加えてふたをしてレンジで3分加熱。レンジから取り出し時、やけどに注意。ふたをしたまましばらく蒸らしてください。即席のりんご煮ができます。りんごがまだ硬いようならさらに2分加熱してください)
  • オーツ麦のシリアルあるいは粉状のオーツ麦 250ml
  • 小麦粉(あれば薄力粉と強力粉を半々。なければ薄力粉で可) 125ml

作り方:

  1. オーブンを180度に予熱する。
  2. 縦横23cm×23cmサイズの天板に薄く油を塗るかクッキングシートを敷く。
  3. 混ぜ合わせた生地を天板に広げる。
  4. 20-30分、表面が固まるまで焼く。
  5. 冷蔵庫で数日間保存可。

 

☆馬のおやつ:馬用クッキー☆

馬のおやつ:クッキー

画像:https://carrotandquill.wordpress.com/2010/08/15/horse-treat-recipe/ より

材料:

  • オートミール 250ml
  • はちみつ(あればモラセス、なければ水あめ代用可) 60ml
  • にんじん2本かりんご1個 どちらでもお好きなほうで
  • 砂糖 小さじ1
  • 小麦粉 250ml
  • 水60ml
  • 塩ひとつまみ

作り方:

  1. オーブンを180度に予熱する。
  2. にんじん(あるいはりんご)を適当なサイズにざく切りする。
  3. 全体になじむように粉類を混ぜ合わせる。
  4. 液状のものを加えて混ぜる。
  5. 薄く油を塗った天板もしくはクッキングシートを敷いた天板に生地を移して平らにする。
  6. 包丁で表面に浅く切れ目を入れて、少量のサラダ油をスプレーする。
  7. 15分焼く。

 

☆馬のおやつ:馬用マフィン☆

馬のおやつのマフィン

画像:https://pin.it/vx6lnwbimurfdg より

材料:

  • オーツ麦 750ml
  • はちみつ(あればモラセス、なければ水あめ代用可) 大さじ2
  • 水 500ml
  • りんご 1個 粗おろしする
  • 小麦粉 小さじ3
  • 黒糖(なければ上白糖) 大さじ2
  • フードカラー(食紅など) 2滴
  • ミント(ハーブ類) 軽くひとつかみ
  • レーズン ひとにぎり

作り方:

  1. オーツ麦、水、はちみつを合わせてレンジで2分加熱する。
  2. レンジから出して粗おろしのりんご、黒糖、ミント、フードカラー、小麦粉、レーズンを合わせる。
  3. 再びレンジで2分加熱する。
  4. オーブンを190度に予熱する。
  5. マフィン型に薄く油を塗るか、使い捨ての紙ケースを敷く。
  6. マフィン型の八分目まで生地を流して約15分焼く。表面に焼き色がつくまでです。このレシピは膨らまないマフィンなので注意してください。

 

☆馬の大好きおやつ☆

材料:

  • 小麦粉250ml
  • オーツ麦 250ml
  • 水 500ml
  • にんじん みじん切り 125ml
  • りんご  みじん切り 125ml
  • 砂糖 小さじ1
  • 塩  小さじ1
  • サラダ油 小さじ2
  • ミント味の飴 4個
  • はちみつ(あればモラセス、なければハチミツ代用可) 80ml

作り方:

  1. オーブンを160度に予熱する。
  2. 全部の材料を混ぜ合わせる。
  3. 天板に薄く油を塗るか、クッキングシートを敷く。
  4. 4直径3cmほどのボール状に丸めて、天板に乗せて平らにする。
  5. 20分焼く。

馬のおやつ:オーブン要らず・焼かないお菓子

☆馬のおやつ:かわいい馬へのごほうびスイーツ☆

馬のおやつ:スイーツ

画像:https://pin.it/z6lpvmrkyxyqdk より

材料:

  • オーツ麦 250ml
  • 水 60ml
  • はちみつ少々
  • ピーナッツバター(粒なしクリーム状)少々
  • ご自分の馬が好きな穀類何でも 60ml
  • にんじん 小サイズ1本

作り方:

  1. ボールの中でオーツ麦と水を混ぜる。
  2. はちみつ、ピーナッツバターを加える。
  3. 馬が好きな穀類を加えてよく混ぜる。まとまりにくければはちみつを足す。
  4. 角切りしたにんじんを生地でボール状に包む。
  5. 冷蔵庫で冷やして固める。

 

以上、Easy to Make Horse Treat Recipes からでした

馬のおやつのまとめ

手作りの馬のおやつのメリットとレシピをいくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

馬のおやつを選ぶことで悩むところはたくさんあると思いますが、馬のためにもしっかりと馬のおやつを選んであげたいですよね。

お読みいただきありがとうございます

 

 

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ジョッパーズはどこから来たの?その由来と乗馬について

乗馬をされる方ならジョッパーズという言葉を一度は聞いたことがあるでしょう

ジョッパーズという名前の某乗馬用品のお店もあるくらいなので、それはきっと乗馬用品のことかな?と推測されたら「正解」です。

ジョッパーズという名称は英語でJODHPURSと書き、乗馬服装のキュロットをさします。乗馬キュロットについては前回の記事をご覧いただければ、より理解が深まるかもしれません。

そう、乗馬をする時には欠かせない乗馬ズボンの事です。どうして複数を表すSが付いているかは英語の特質としてメガネやハサミのようにズボンも、例え一つであっても端が二つに別れているので複数形が使われているのです。

ジョッパーズのイメージ

私の頭の中でジョッパーズという言葉は、昔読んだ少女漫画の中に出てくるスラリとした背の高い見目麗しい青年貴族や将校が革長靴と共に着用していたのに、「ジョッパーズ」と検索すると建築作業員の方が着用する膝上が大きくふくらんだ形で広がり、ひざ下からは細くなった建築作業ズボンが出てきました(ショック!)
何かの間違いだろうと思い、再検索して探しても出てくるのは首にタオルを巻き、地下足袋を履いたおじさんの写真が、、、

乗馬をする方にだけでも、ジョッパーズが建築作業員用ズボンではなく本来は乗馬服装であるという事を知ってもらわなければという思いで、このブログを書くことにしました。

ジョッパーズとは

日本語のウィキペディアで「ジョッパーズ」を調べるとニッカーボッカーズと呼ばれる形のズボンが原型で、すそが邪魔にならないとして乗馬だけではなく野球・ゴルフ・自転車・登山などのスポーツウェアとして多く用いられたズボン、日本では工事現場の作業着として用いられることが多いと説明されています。

ニッカーボッカ

Patrick and Holly from Portland, Oregon, EEUUFlickr

日本語ウィキペディアに掲載されている、この写真をよく見ると膝下までの長さまでしかなく、ふともも周りがゆったりとした短いズボンが本来の形のようです。
ひざ下にアーガイル模様のハイソックスにショートブーツを合わせるスタイルは今の乗馬ファッションに似ていますね

でも、漫画に出てくる男子が着ていたのは、太ももが膨らんだズボンでピカピカ光る革長靴だった、、、
こんなカジュアルなハイキング用ズボンでない気がします。

この説明に納得できなかった私は英語のWikipediaで[Jodpurs]という単語で調べ直して見ました。

すると、ふくらはぎからくるぶしまでは細く、膝上からウエスト部分は暑さ対策とした通気性を考えてゆったりと作られたインドのズボンが原型だと出てきました。さらに、北インドのマハラジャの王子が1897年にイギリスのビクトリア女王を訪問した際に自分のポロ競技チームの馬と選手を引き連れイギリスのポロ大会で活躍し、イギリス社交界の注目を集め、彼らが着ていたこのタイプのズボンも大いに注目されたようです。(私の認識が間違っていなかったことを確認できて安心しました〜)

ジョッパーズは北インド由来

19世紀後半のポロ競技で大活躍した北インドJodpurs地方の王子様が着ていたズボンだったので、このズボンはイギリスでジョッパーズと呼ばれたのが、ジョッパーズという乗馬ズボンの起源だと考えられます。
中世ヨーロッパの男性が履いていた膝丈のズボン、これをイギリスではブリーチと呼び、これを革長靴に合うよう丈をふくらはぎまで少し長くしたものに改良して乗馬用ズボンとして使われていました。

注目されたインドからのポロチームの長め丈ズボンは伝統的な英ポロ競技界では受け入れてもらえなかったようですが、背広の語源としてオーダーメードの服を作る町として有名な英国セビル・ローにて、ふくらはぎ部分を補強し、高価な革長靴ではなく短いブーツと使え、ブーツの上から被せる形に改良されたした英国スタイルの乗馬ズボン「ジョッパーズ」が誕生しました。
このジョッパーズ誕生と共にショートブーツの名称もジョッパーブーツと名付けられ、ジョッパーズが世の中に広まっていきました。

クラシックジョッパーズ

クラシックジョッパーズ、Wikipedia出典

ジョッパーズと乗馬ズボンについて

この時から乗馬ズボンは
キツネ狩りやポロ競技など富裕層の人たちが自分の脚の形にオーダーした革長靴とあわせる為に裾が邪魔にならないようふくらはぎ部分までの短め丈のブリーチ
安価なショートブーツとあわせる長め丈のジョッパーズ
の2種類に分けられるようになりました。

日本では乗馬が欧米ほど一般的でないスポーツだったので富裕層のスポーツの印象が高く、トラディッショナルスタイルの長靴と合わせる丈短めのブリーチが主に販売されてきました。

昔の日本人は背も低く足も長くなかったので、丈長めのジョッパーズでは長すぎて、欧米人には6〜8分丈レギンスの長さのブリーチが、当時の日本人には丁度くるぶし丈になったからではないかなと推測します。

このブリーチとジョッパーズ、欧米では使用方法がはっきり区別されていました。

ブリーチはロングブーツとあわせるので乗馬の競技会や乗馬のプロや上級者用。

ジョッパーズはカジュアルな乗馬や普段使い用。
特に子供は成長も早くオーダーメイドの革長靴など勿体無いので、ジョッパーズとジョッパーブーツという組み合わせが練習から競技会まで使える乗馬服装でした。

ジョッパーズとニュージーランドの事情

私たちがニュージーランドに移り住んだ20年ほど前の乗馬大会に出る子供が着ている乗馬服装はジャケットに白でなく汚れが目立たないようなバナナ色、ベージュ色のジョッパーズとジョッパーブーツというのが定番でした。でも、最近は国内乗馬競技会に出場する子供達も大人のように白いブリーチと革長靴という乗馬服装で出場、随分裕福になったなぁと思います。

ちなみに、ジョッパーズがポピュラーになる20世紀前半まで女性はスカートでサイドサドルと呼ばれる横座りの鞍で馬に乗るのが普通でした。今でもイギリスやニュージーランドにもサイドサドルクラブがあり、競技会も開かれています。

ジョッパーズは日本では使われない?

日本ではキュロットと呼ばれる乗馬ズボン、この名称は日本だけだということをご存知でしたか?

外国の馬具・乗馬用品ショップで「キュロットください」といっても『?』通じないのでご注意ください。
予断ですが、サイドサドル用のスカートは中が2つに別れたキュロットタイプだったと記憶しますので、日本で使われるキュロットという呼び方はこれが語源かもしれませんね?

ジョッパーズの成り立ち

昔はコットンやウールなどの天然素材で作るしかなかったので、鞍への乗り降りや鞍の上での動きの妨げにならないよう、太もも辺りはゆったりと余裕を持たせるために風船のようにふくらんだ形のデザインでしたが、アクリルやナイロンなど伸縮に富む合成素材が開発されたことから、ブリーチもジョッパーズも乗馬をする上で動きを妨げなくても邪魔になりがちだったふくらみやゆとりは無くなり、鞍上で馬とのコンタクトが取れる乗馬に適したフィットする形へ変化していきました。

一部の富裕層のスポーツと思われていた日本の乗馬も馬場や障碍競技だけではなくクロスカントリーや三種複合競技、馬のマラソンと呼ばれる長い距離を走破する耐久レースのエンデュランス競技などバラエティ豊かに、競技人口も増え身近なスポーツになってきました。

今のジョッパーズについて

伸縮性でだけではなく通気性、吸湿性や防汚性に富む新素材は乗馬ズボンのスタイルを大きく変えようともしています。
数段に良くなった素材を使った乗馬ズボンはよりカジュアルに馬場だけではなくクラブへの行き帰りにも使えるデザインにも変化してきました。

マラソンやウォーキング用スポーツレギンスと同じようなタイツと呼ばれる、よりフィットするタイプが最近の人気商品となってきました。
他のスポーツレギンスとの違いは、鞍へのグリップを高める滑り止めシリコンが膝部分やフルシートと呼ばれるお尻から膝にかかる部分についています。商品によってはシリコンの模様がメーカーのイニシャルやロゴ、馬のモチーフになったオシャレな商品も出ています。

horzeリー・ウィンターライディングタイツ黒後ろ

プリント柄のジョッパーズ

タイツタイプはより快適に動きやすい楽ちんスタイル。

乗馬ズボンもトラディショナルタイプのブリーチに19世紀に加わったカジュアルタイプのジョッパーズ、21世紀にはライディングタイツという乗馬ズボンの新しい種類が確立されたかもしれませんね。
機能性が高くなり長く履いていても疲れないタイツタイプのキュロットは1日中履いて働かれる方や、長時間騎乗する耐久レースに欠かせないウェアです。
また、スポーツレギンスに似た感じなのでクラブ行き帰りにも使えますね

horzeデズリー・シリコンプリント・フルシートブリーチ白2

トラディショナルタイプのジョッパーズ

 

トラディショナルスタイルも格好良いけど乗馬をより身近に感じるカジュアルなジョッパーズ、より進化したタイツで楽しんでみませんか?

女性用乗馬ジョッパーズ(キュロット・ブリーチ)男性用乗馬ジョッパーズ(キュロット・ブリーチ)をお求めなら馬具・乗馬用品のサジタリアスで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

Director

YOKO

 

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ニュージーランドの馬具屋さんて日本とどう違うの?

馬具屋のサジタリアスはニュージーランドという日本から飛行機で約11時間離れた島国にあります。

オーストラリア大陸の右下、南極の近くに位置するニュージーランドは日本の70%の広さに約470万人(日本の人口の37%-静岡県と秋田県の人口に匹敵)が住んでいる自然豊かな国です。

月一度以上騎乗する日本の乗馬人口は総人口1億2700万人の約0.2%強の約30万人とのことですが、ニュージーランドでは子供の3%、大人の5%にあたる人々が乗馬を楽しんでいます。

馬の数も日本の倍近い12万頭が飼育され、その3分2にあたる8万頭が乗馬用の馬として活躍しています。

さて、そんな乗馬が盛んなニュージーランドにある馬具屋さんは日本とはどう違うのでしょうか?
私が感じた日本の馬具屋との4つの違いをご紹介いたします。

1.馬具屋だけど馬具屋じゃない?

馬具屋のメインは馬の餌だった。

アメリカ乗馬用品店の餌売り場

ニュージーランドの馬具屋では3分の1ほどのスペースに必ず馬の餌が積まれています。
馬の餌って嵩高く大きいのでどうしても場所をとってしまうからかもしれませんが、表は馬具屋でも横から見ると車を横付けできる飼料屋さんになっているお店が多いです。

乗馬というと日本では乗馬クラブに行ってクラブ馬を借りて乗るのが一般的ですが、ニュージーランドでは人口密度が高い首都のウェリントンや大都市のオークランドには馬を貸してくれる日本のような乗馬クラブが数カ所ありますが、それは本当に稀で「乗馬=自分の馬に乗る」が基本なので馬の餌を売っている馬具屋は不可欠の存在です。

大都市以外では約1万坪以上の敷地を持つ家が多く、広い庭に馬や羊、鶏などをペットとして飼っています。
馬1頭あたり最低でも約1500坪以上が必要といわれる広い庭を持たない人は週単位で貸し出されている貸しパドック(放牧地)で馬を飼います。
馬以外の家畜の餌はDIYショップなどでも買えますが、馬の餌だけは何故か馬具屋さんでしか見かけたことがないです。

ほとんどの人は小学生の頃から地元のポニークラブに入り、乗馬を始めます。
ニュージーランドの各町には必ずポニークラブがあると言ってもいいくらい、社団法人NZPCAニュージーランド・ポニークラブの登録数でみると小さなクラブを含むと合計319ヶ所あるそうです。

ポニークラブでは、会員の馬が放牧されています。
馬を持っていない会員も事情があって乗れない会員さんの馬を期間限定で借りたり、馬の運動不足解消の為にクラブ内の練習時に使わせてもらうようです。
ポニークラブでは17歳までの子供がクラブ主催の練習会や競技会に参加します。
ニュージーランドのポニークラブは全てチャリティー、土地は市町村から無償で借り、経営は会費と会員のボランティア活動で成り立ちます。

オーナーは馬が食べる放牧地に生えている草の量や質をチェックしながら不足しているようなら馬具屋で調達した餌を与えます。
ニュージーランドの馬具屋には虫下しや傷薬、ビタミン剤など健康食品が揃い、馬のことならなんでも揃う専門ショップの馬具屋は馬のオーナー達の頼りなるアドバイザーです。

日本からニュージーランドへ旅行し馬具屋訪問をご希望される方は必ずレンタカーをご手配くださいね
訪れる地方の馬具屋情報をご希望の方はサジタリアスへお気軽にお問い合わせください。

 

2.馬具屋がすぐには見つからない

多くの馬具屋は町外れにある

日本の馬具屋さんは交通の便の良い街中にありますよね。
ニュージーランドの馬具屋はサドラリーと呼ばれ、オークランド中心にある1軒の馬具屋を除き街中ではなく郊外の幹線道路沿いに馬具屋さんがあります。

ニュージーランドは日本のように公共交通機関が発展していないので、どこに行くにも車での移動が基本。
16歳半になれば夜間や同乗者に対する条件がつきますが、一人で車を運転できる免許が取れます。

自分の家の庭で馬を買えない人は他の場所に貸しパドックを借りて馬を飼います。
毎日通い、水や草が足りているかチェックし、パドックや近所の道で散策したり乗れない時は調馬策で運動させたりします。
時には自家用車の後ろにつけた牽引の馬運車(ガソリンスタンドで借りれます!)で出張コーチを呼んで貸アリーナでの練習やクロスカントリーの外乗コースへ連れ出したりします。
若い女の子が馬を連れて移動している姿を見ると思わず「かっこいい!」と応援したくなります。

ピンクのラグを着た馬を曳く若い女の子

馬を連れて移動する際に足らない物をちょっと買い足しに寄るコンビニのような存在なので幹線道路沿いに建っているお店が多いかもしれませんね。

 

3.馬具屋はやっぱり馬具屋だった

乗馬用品より馬具の比率が大きい

アメリカ乗馬用品店の裏彫掘り売り場

日本の馬具屋さんはファッションブランド?と見間違うように華やかな最新トレンドの乗馬服が並ぶおしゃれなお店がほとんどのようですが、ニュージーランドの馬具屋は人用の乗馬用品より馬用の服やお手入れ用品、調教用などの馬具が大半を占めます。
大きな馬具屋でも乗馬用品は小さなスペースにまとめられ、売り場の大半は馬着、頭絡、鞍などの馬具と鞍や馬着の修繕受付や餌コーナーで占められています。

サジタリアスの商品カテゴリーでも人が使う乗馬用品は約20種類ほどですが、馬に使う商品の種類は100種類を超えます。
ニュージーランドの馬具屋さんは一般の乗馬用だけではなくクロスカントリー、エンデュランス競技競走馬競技・レジャー用馬車などに使う商品も取り扱っているので、ハミの種類だけでもその用途やサイズ別に百種類以上にもなります。

 

4.馬具屋へ入る前に注意!

土足厳禁?

ニュージーランドの馬具屋は街中ではなく郊外にあるので、車だけではなく馬に乗って訪れる人もいるくらいです。
雨が多いオークランドの冬などはどこもかも泥濘状態、ガンブーツとこちらでは呼ばれるゴム長靴が必須です。
泥遊びを堪能してくれた馬をパドックから出してちょっと馬具屋にお買い物。
馬は鞍をつける前に泥を落とし綺麗にしてもライダーの足元のお手入れまで気がまわらず泥だらけのまま、そんな靴で入られるとお店も困ってしまうので馬具屋の玄関先にはNo Muddy Bootsなんていう泥長靴禁止のサインが出ています(このサインは地方のパブやレストランでも見かけます)
汚れた足元の人は馬具屋の店先に置いてあるブーツジャックを使って靴を脱ぎ、靴下で入店。
指先に穴が開いた靴下や左右違う色の靴下を履いている人がうろうろしているのを見るとクスッと笑ってしまう、のどかなニュージーランドの馬具屋さんです。

乗馬用のブーツってフィットしているせいか脱ぎにくくありませんか?
そんな時に重宝するブーツジャック、これさえあれば問題解決

ソフトブーツジャック

ソフトブーツジャック

馬具屋御用達商品!
脱げにくいブーツと戦わなくても大丈夫、反対側の足でブーツジャックを抑えカカトを引っ掛ければ簡単に脱げます!
ブーツには欠かせない優れもの!

¥1,530

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

日本とニュージーランドの馬具屋の違い楽しんでいただければ嬉しいです。

Director YOKO

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新しい年明けは新しい乗馬ヘルメットからのスタート!

2018年といえば乗馬ヘルメット!この新しい年に新しい乗馬ヘルメットを新調されるというのはいかがでしょうか?

今日は代表的な乗馬ヘルメットを3つご紹介し、そして5つの乗馬ヘルメットの装着時のチェックポイントをご説明致します。

まず基本的ですが、乗馬に乗馬ヘルメットは不可欠なアイテムです。万が一の事故の時にあなたの頭部を乗馬ヘルメットが保護してくれます。

色々な乗馬ヘルメット

最近は伝統的なベルベットタイプの乗馬ヘルメットから軽量でカジュアルタイプの乗馬ヘルメットまで多様な種類が出ています。サジタリアスが販売する乗馬ヘルメットは世界で最も厳しいとされるヨーロッパの安全基準を合格したものばかりです。

1)伝統的な乗馬ヘルメット

伝統的な乗馬ヘルメットといえば、このベルベットタイプのJODZ乗馬ヘルメットがあげられます。

高級感漂うドイツ製ベルベット素材で包まれ、ずれにくく柔らかなパット入りの4点式レザーハーネスが貴方の頭部をしっかり保護するエレガントな深めに被るクラシックスタイルの乗馬ヘルメットです。

内張りには最新のメモリーフォームパットが施され、かぶった時に少し硬めに感じますが数分で体温を感知し頭の形に沿って変化し、万が一の衝撃から貴方の頭部を守ってくれます。
持ち運びも簡単な丈夫な名札付きナイロン・ジッパー保管袋が付属している最新のヨーロッパ安全基準VG1合格のヘルメットです。

JODZベルベット乗馬ヘルメット

JODZベルベットの乗馬ヘルメット

深めでエレガントなクラシックスタイルの乗馬ヘルメットです。
柔らかなレザーハーネスがついたベルベット張り乗馬ヘルメット
頭囲54㎝~61㎝

¥20,485

 

2)新しい人工スエードの乗馬ヘルメット

伝統的なベルベットではなく手入れが簡単な人工スエードで包まれた乗馬ヘルメット。

トラディショナルなスタイルの中にもカジュアルなテイストと斬新なフォルムを兼ね備えた人工スエードの乗馬ヘルメットは国際大会で活躍するライダー達が選ぶ乗馬ヘルメットの主流となっています。

最新ヨーロッパ安全基準VG1を合格したhorzeハロライダー・ヘルメットVG1はその代表的な商品といえます。

日本人の頭の形にフィットしたシェイプのシェルを耐水防汚加工のマイクロ・ファイバー素材で包み前後についた通気孔で湿気を発散、人工スエードの4点式ハーネスで安全性も確保した現代風のスタイリッシュな乗馬ヘルメットです。

単色とコントラストを楽しめる2トーンカラーの2タイプをご用意。また持ち運びと保管に便利な布袋が付いています。

horzeハロライダー乗馬ヘルメットVG1

horzeハロライダー乗馬ヘルメットVG1

日本人の頭の形にフィットするシェイプ
スタイリッシュな乗馬用ヘルメット
¥9,860

3)軽量型の乗馬ヘルメット

乗馬人口が増え、多様化する乗馬スタイルに対応する為に進化したカジュアルライディングやエンデュランスや外乗に適する乗馬ヘルメットです。

花粉が飛び交う時期の嫌な花粉や汚れを簡単に拭きとれるZilcoオスカー・セントリー乗馬ヘルメットはお手入れ簡単な軽量乗馬ヘルメットです。

近未来感を漂わせるスピード感と光り輝く光沢シャイニーブラックは乗馬だけではなく他のスポーツでも使えるでしょう。

前頭部スリットからのエアーフローは蒸し暑い夏には欠かせません、また汗を発散するメッシュ・ライナーも取り外して洗えるのでいつも清潔で嫌な臭い知らずの高機能ヘルメット。

サイズも後部のダイアルで簡単調整できるのでご家族でシェアできることもポイントのレジャーとして夏乗馬を楽しむには最適な乗馬ヘルメットのひとつです。

勿論、この乗馬ヘルメットもエンデュランスや外乗にお勧めできる最新ヨーロッパ安全基準VG1合格(ニュージランドポニークラブ&乗馬協会承認)です。

Zilcoオスカー・セントリー乗馬ヘルメット

Zilcoオスカー・セントリー乗馬ヘルメット
エンデュランスや外乗にも最適、嫌な花粉もすぐ落とせお手入れ簡単
シャイニーブラックがおしゃれな通気性に富むダイアル調整
最新ヨーロッパ安全基準合格のヘルメット 頭囲52㎝~61㎝の2サイズ
¥17,170

 

4)乗馬ヘルメットの運搬について

埃や汚れからヘルメットを守り、そして簡単に持ち運びしやすいのが乗馬ヘルメットのバッグです。これは丈夫なナイロン素材で出来ており、持ち運びしやすいストラップが付いています。だから保管&携帯バッグに適しています。

hoze乗馬ヘルメット用バッグ

horze ヘルメットバッグ

とても丈夫なナイロン素材
持ち運びしやすいストラップ付き
色は黒、サイズはワンサイズ

¥1,020

 

乗馬ヘルメットの装着時の5つのチェックポイント

1)安全の為に乗馬ヘルメットは緩すぎず、きつ過ぎずきちんと自分の頭にあったサイズの乗馬ヘルメットを選びましょう。ハーネスはぴったりあなたのアゴにフィットするように合わせます。

2)きつ過ぎる乗馬ヘルメットは頭痛を引き起こす可能性があります。また緩すぎる場合は前部が下がり目や鼻に当たり貴方の頭部を守る事が出来ません。

3)あなたに合った乗馬ヘルメットがどうかを見極める方法は、乗馬ヘルメットを被った状態で前後そして左右に頭を振ってどれだけ動くか確認してください。しっかりハーネスを締めてもグラグラと動く場合はその乗馬ヘルメットは合っていません。

4)ヘルメットを被った自分の顔を鏡に映すか他の人に見てもらい、乗馬ヘルメットの前のつばが眉毛の上1〜2cmの所に来ているか確認してください。

5)さあ最後の乗馬ヘルメットの点検です。騎乗する前には乗馬ヘルメットを被ってアゴにフィットするようハーネスを調整します、ハーネスストラップはアゴの下に有りますか?

 

乗馬ヘルメットの正しい装着例

 

おまけ番外だが、これは役に立つ乗馬ヘルメット編

ロングヘアの方が乗馬ヘルメットを使用する時のヘアスタイル悩みませんか?

乗馬上級者の笑顔が素敵な彼女がロングヘアの解決方法を教えてくれます。壁に飾られた沢山の入賞リボンが彼女のアドバイスを証明してくれます。

この動画を見れば、なるほどこうするのか!

見て納得です。

 

馬術競技会には欠かせないドレッシーなヘアーネットはいかがですか、乗馬ヘルメットと買い揃えるのも良いかも知れませんね。

【特徴】
●ワンタッチのクリップ付ネットです
●サテン&クリアカラーストーンがちょっと豪華です、ベルベットリボンも可愛い
●リボン部分の大きさ:巾-約12㎝、縦-約9㎝

 

乗馬ヘルメット用ヘアーネット・クリップ

乗馬ヘルメット用ヘアーネット・クリップ

馬術競技会には欠かせない乗馬ヘルメット用の
ドレッシーなヘアーネット

¥1,105

 

 

さて、次は初めて乗馬ヘルメットを買う、ソフィア(Sophia)ちゃんとマディ(Maddy)ちゃんの動画です。

しっかりと乗馬ヘルメット選びのポイントをメモにして読み上げています。賢い!

とても可愛い二人と幼い弟を連れてドキドキしながら乗馬用品店へGO!

ちゃんとヘルメット選び5つのポイントを守って乗馬ヘルメットをチェックする抜けた前歯が可愛いお嬢さんです。

頭を左右に振り、前後に振り、眉毛から2cmぐらい、ちゃんとアゴもしっかりと止めた乗馬ヘルメットをゲット!いいね!

動画を撮っているのはママさんでしょうか?

とても幸せそうなご家族ですね。

 

 

 

最後まで読んでくれて有り難うございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

シーユー ネクストタイム!

Director 河本 光広

 

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恋人は愛馬!クリスマスにプレゼントしたい馬具用品6つのアイデア

クリスマスこそ馬具用品!

グーンと冷えてきた今日この頃、街中は賑やかなクリスマスソングが流れプレゼントを買い求める人たちで溢れています。

そんな中、寒い日は暖かい家の中でのんびりと、冬の訪れと共にパワーアップするお馬さんたちへのプレゼント探しに1,100品を超える馬具用品が掲載されているサジタリアスのウェブサイトに立ち寄ってみませんか?

恋人はサンタ・ホース!

あなたの愛馬にプレゼントしたい馬に優しく可愛い自慢できる馬具用品のご紹介です。

アイデアその1. 冬にうれしい馬具用品・暖かくて肌に優しいフワフワ無口

多くの馬は馬場に出て馬具用品・頭絡をつけている時以外、運動後のお手入れ時や放牧時間、厩舎の自室にいる時など1日中ずっと無口をつけています。そんな無口は馬にとって生活に欠かせない馬具用品ですね。

毎日使っていても頻繁に洗ったり手入れをすることがない馬具用品といえる無口、年中つけているので汗や泥、汚れでゴワゴワになったりしてませんか?硬くなってしまったベルトは馬の鼻や耳の後ろのうなじを擦ってその部分の毛を薄くしたり、すり傷を作ったりしてしまいます。

ちょっと残念な無口をつけているお馬さんに敏感なうなじや鼻革に柔らかいシープスキンを使ったフワフワ無口の馬具用品をプレゼントしてみませんか?

とてもゴージャスな馬具用品の無口をつけてもらった馬は隣の厩舎仲間に自慢?するかもしれませんね。クリップ/ナスカン付きで着脱簡単なので扱う人にも便利で使い易い馬具用品です。

Romaシープスキン無口

Romaシープスキン無口
¥5,525

【リーズナブルな価格と品質の馬具用品ブランドRoma】

<着脱簡単クリップ付>
鼻革&うなじ革部分に柔らかいメリノウールのシープスキンを張った無口

 

アイデアその2. 人馬の安全を考えた馬具用品・まさかの時に安心な曳手

稀にどっしりと構え何があっても我関せずという馬もいますが、多くの馬は臆病で神経質です。

たとえば、馬具用品の無口と曳手を使い引き馬をしている時や繋いでいる時に見慣れない物や大きな物音に驚き興奮して跳ねたり立ち上がったりすることもあります。そんな時、逃げ出せない状態に恐怖心を高めパニック状態で暴れて大きな事故を起こさないように強い衝撃を与えると外れるよう開発された馬具用品「クイックリリース金具」の曳手。肌に優しい柔らかシープスキンを使った無口と一緒に使って欲しい馬具用品は、濡れても重くならないので乾きにくい冬に重宝する人馬の安全第一に作られた馬具用品セイフティ金具付き曳手

逃げてしまった馬を捕まえるのは大変ですが、人や馬が怪我をしたり事故にならないようにセイフティ金具付き曳手の馬具用品を使い安全大事に考えることが一番ですよね〜

horzeクイックリリース曳手

¥1,700

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれ馬具用品ブランドhorze】
大きな衝撃が加わるとで外れる安全クイックリリース金具付ロープ曳手

 

アイデアその3. 馬具用品で防止!もう愛馬を禿げさせません!馬着擦れで起こる禿げ防止の最終兵器?

馬も太め細めや肉付きの違いなど体格は色々なので、体高や体の長さから選んだ馬具用品のラグのサイズがジャストフィットすることは難しいといえます。
首元や胴回りがきつかったり緩かったりしますし、ちょうど良くても元気いっぱいの馬がゴロゴロ転がったりしてラグがずれて左右均等に着てない状態になったりもします。馬具用品のラグが回ってずれ落ちたりして肩や首周りを擦ることにより毛が薄くなって馬着禿げができたりしていませんか?中綿が入った冬用ラグの場合は薄手タイプと比べ少し重めなので冬シーズンに馬着禿げに悩む?馬の数増加中

そんな時にはラグビブと呼ばれる馬具用品で愛馬の禿げを予防しましょう!馬着の下着として使われるラグビブは季節に合わせてキルティングや伸縮ライクラ、コットン等の素材から選びます。冬用には首部分から入って来る隙間風もシャットアウトしてくれる暖かいキルティングタイプがおすすめです。知る人ぞ知るロングセラーの馬具用品、今まで隠していた禿げも解決でき暖かな冬を過ごせる馬はハッピークリスマス!

Romaキルティング・ラグビブ

Romaキルティング・ラグビブ
¥5,100
【リーズナブルな価格と品質の馬具用品ブランドRoma】
冬物馬着の下に付けて首や肩部分の擦れを予防する馬具用品

 

アイデアその4. 怪我だけではなく大事な脚を寒さからも護ってくれる馬具用品・厩舎用保護ブーツ

ふと、馬具用品の数って多いと思ったことはありませんか?

およそ400Kg以上もある大きな体を長い細い4本の脚で支えている馬は蹄を持つ同じ動物である牛や羊と比べ、とても優雅な姿をしていますよね。

あの細い脚で大きな体を支えるだけではなく走ったり跳んだり、1日中動いている脚は馬の命とも言えます。

外に比べ安全な厩舎の中でも壁を蹴ったりぶつかったりして怪我をする事もあるので、安心はできませんよね。厩舎内で脚を保護する為には肢巻/バンテージとパッドという馬具用品の組み合わせが使われていました。パッドをおさえながら包帯のような肢巻きをグルグル巻いていく作業はなかなか手間で大変。緩すぎても、きつく締め過ぎてもダメなので忍耐と熟練の技が必要ですよね。おまけに厩舎に早く帰ってご飯が食べたい腹ペコ馬は脚掻きしたり、おとなしく立っていてくれず手を焼きます。寒い冬は手入れをしている人も馬も凍りそう!

そんな時にはワン・ツー・スリーと簡単に抑えて巻いて留めて厩舎へGO!手間と時間を大幅に短縮できるステーブルブーツはオススメ馬具用品です。

寒さで冷えがちな脚を暖かく保温する効果も期待できるステーブルブーツは人馬ともに優しく欠かせない馬具用品です。
horzeステーブルブーツ前後肢

horzeステーブル・ブーツ/前肢
¥8,755
【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれ馬具用品ブランドhorze】
面倒なバンテージ巻や肢巻下パットも不要!
馬の脚の形にフィットするニュータイプになりました。
簡単着脱できる馬具用品厩舎用前肢ブーツ

 

アイデアその5. かわいい愛馬の怪我を予防する馬具用品・障碍用腹帯

あなたは障碍競技の大会で胸当てのような馬具用品をつけてジャンプしている馬を見かけた事がありませんか?

それはスタッドガードと呼ばれる馬具用品です。ジャンプが好きな馬は勢いよく跳ぶ際に脚を折りたたみすぎて自分の蹄を胸にあててしまい怪我をしてしまいます。自分の蹄で怪我をしてしまう事を予防する為に考えられた馬具用品の障碍用腹帯スタッドガード。障碍飛越に頑張ってくれている馬には必須のアイテムといえる怪我予防の馬具用品腹帯のプレゼントはいかがですか?
horzeキャベンダース障碍用スタッドガード腹帯 br

horzeキャベンダース障碍用スタッドガード腹帯
¥23,715
【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれ馬具用品ブランドhorze】

障碍飛越の際に馬が自分の蹄で傷つけること防止するジャンピング用腹帯
中央、サイドについたDリングが様々な調教用具の装着を簡単にします

 

アイデアその6. クリスマスカラーの馬具用品

馬具用品でもクリスマス気分!クリスマスといえばやはりサンタの赤やモミの木の緑色カラーが欠かせません。赤と緑に囲まれると自然に楽しいクリスマス気分になりませんか?緑が少なくなる12月は馬にクリスマスレッドやフォレストグリーンの馬具用品をつけて馬場の中でもクリスマス気分を盛り上げてもらいましょう!
たっぷり入った中綿がフワフワで馬の背中にとっても優しい馬具用品、真っ赤や緑のゼッケンはこちら

パッファ・パッド

パッファパッド
¥8,330
【50年以上の歴史を持つ馬具用品メーカーZILCO】
エンデュランスにも最適!
色豊富な12色、中綿たっぷり厚手スクウェアキルトゼッケン
馬場やカジュアルライディングにも人気です

最後までお読みくださりありがとうございます

Director: YOKO

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乗馬キュロットと続・アメリカの馬具屋さん

今日は乗馬大会に使うキュロットなどの乗馬用品についてです。

 

馬術大会における競技用ジャケットと乗馬キュロットとは

乗馬大会は特別なイベントです、いつもの服装と違って正式な乗馬用の服装が求められます。

では、正式な乗馬の服装って何でしょうか?

この正式な乗馬用の帽子、乗馬用のキュロット、乗馬用の靴、乗馬用の服を決めるには日本馬術連盟さんの規約が基本になります。ご存知でしたか?

日本馬術連盟さんのHPにも載っているように乗馬情報、大会情報、検定・講習会、強化合宿情報などと全ての乗馬の情報が満載です。私の個人的なお勧めは乗馬大会の映像ですよ。

日本馬術連盟さんの乗馬大会時における服装の規定はざっくり言うとこのように記載されています。

第15条の乗馬の服装です。黒、紺、赤色あるいは事前の許可を受けた色の上衣。つまり乗馬用品で売られている上衣はまあ大体問題は無いと思われます。

例えばこの乗馬用のCrescendoヘブン婦人ショージャケット

Crescendoヘブン婦人ショージャケット

¥16,490

<障碍競技にピッタリWベンツ>
洗練されたカッティングとフィット感の高いストレッチ素材で動きを妨げません
防水&通気性を兼ね備えた動きやすい競技用ジャケット

 

また、例えばこの乗馬用のB//VERTIGOソフトシェル婦人競技ジャケット

 

B//VERTIGOソフトシェル婦人競技ジャケット前

¥36,380

<障碍競技にピッタリWベンツ>
防水&通気性を兼ね備えた伸縮ポリエステル素材で作られた動きやすい立体カットの高級婦人競技用ジャケット

 

そして乗馬キュロットの色については、このように記載されています。

白の色あるいは、小鹿色の乗馬ズボン。白は理解出来ますが、小鹿色の乗馬キュロットというのは何の色でしょう?

このとても可愛い表現の小鹿色とは、小鹿の明るい優しい体毛の色であり、鹿は神の使いでさらに身近な動物である小鹿の体毛の色を表現されています。素敵な表現ですね、現代では多分ベージュの色と近いと思われます。

乗馬用の白いキュロットといえばこの乗馬用キュロットのB//VERTIGOローレン・シリコンフルシートブリーチ

 

B//VERTIGOローレン・シリコンフルシートブリーチ白

¥18,275

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorzeプレミアムB//VERTIGO】

<シリコンフルシート>
馬場用燕尾服にマッチするシンプルスタイルのクラシック乗馬キュロット
紺と白の2色

さてここで問題です、

乗馬キュロットのキュロットとはどういう意味で、何語でしょうか?

はい、あなたが正解です!

この乗馬キュロットのキュロット(Culotte)とは17世紀末から18世紀にかけてフランス語でズボンの事を意味しています。

ちなみに日本では女性のキュロットスカートというのが有りますが、これは乗馬キュロットとは違いSkirt(英語)とCulotte(フランス語)が合わさってできた言葉です。つまり女性用スカートですが中でズボンのように分かれているものです。

ただ過去の歴史をみると実際に一時期ですが、乗馬キュロットとして使用されていた事もあるみたいです。もしそのまま進化を遂げていたら乗馬キュロットスカートの文化が花開いたかも知れませんね。

そうすると、ユニクロやギャップ、ザーラなどのブランド乗馬キュロットスカートが発売されていたかも(妄想です)

 

 

 

馬場馬術の乗馬キュロットについて

第23条ではこの馬場馬術の服装について記載があります。

黒または濃紺の上衣が義務付けられており、ハット(ボーラーハットも可)も同様です。

ここでいうハットとはシルクハットの事ですね、かっこいいですね。ボーラーハットは丸みを帯びたハットです。

ちょっと面白いのが乗馬キュロットの色の説明です。

障害での乗馬キュロットでは白色または子鹿色でしたが、馬場馬術の乗馬キュロットでは白またはオフホワイトと記載されています。

子鹿色とはなんとも素敵な日本語の表現ですね。確かに乗馬キュロットでオフホワイトを日本的な表現で説明するのは難しいですね。

もし、日本語で表現すると生成り(きなり)になりますが、これではなんか乗馬キュロットが元は真っ白だったが変色して黄ばんだような感じを与えます。

だからオフホワイトがいいですね。ちなみに別名ではクリーム色です、乗馬キュロットでクリーム色で販売されている乗馬キュロットありますね。

では、沢山ある乗馬キュロットの中でどれを選べばいいのでしょうか?

日本ではあまり見ないですが、世界では乗馬キュロットについて本当に沢山の動画が発信されています。

 

勿論、乗馬キュロットのメーカさん。乗馬キュロットの店舗さんも有りますが。

面白いのは個人で自分の所有している乗馬キュロットを熱く紹介しています。

これは1万5000回以上も再生された今年の7月に投稿された乗馬キュロットの動画です。Jill Treeceさんが熱く語るのは自分に合った乗馬キュロットだけを履こう! かなり辛口でこんな乗馬キュロットはRubbish(ゴミ)だと言い切るのがすごい!まあ人気の乗馬キュロット動画である事は間違いないです。

家の中で乗馬キュロットを履いてはまた違う乗馬キュロットを履きます。

また乗馬キュロットをはいて踊ったりして、乗馬キュロット用のベルトの紹介、飼っている猫が横をウロウロするなどとてもアットホームな乗馬キュロットの紹介動画です。

コメントには乗馬キュロットのアドバイスが素晴らしいとか、笑っちゃいましたとか彼女のキャラクターが乗馬キュロットを通して見えてきています。いいね!

 

 

まだまだ、個人が紹介する乗馬キュロットの動画はたくさん有ります。

乗馬キュロットの動画検索では Horse Jodhpurs で探そう。

私が笑ったのはこの乗馬キュロットに動画です。4人の女の子が乗馬キュロットを履いて踊るのですが、なんとも楽しそうです。どの子も笑いながら各自の乗馬キュロットを履いて踊ります。

可愛いですね。たった1分45秒です、この乗馬キュロット動画をみて笑いましょう!

 

 

アメリカの乗馬キュロットと偵察について

さて、ここからは人気の(多分)私が行ったUSAアメリカの乗馬用品店のお話です。

前回、ロサンゼルスで見学させて頂いたのが超大型乗馬用品店でした。

もう、乗馬用品のデパートでした。その品揃えは半端でなく、1日中見ていても飽きません!

是非、ロサンゼルスにいくチャンスがあればここに行ってください。

詳しくはアメリカ編のブログでご紹介させていただきました

そして今回訪れた乗馬用品店は、なんとあの大型店舗とは対極の小さな、可愛い、素敵な、こじんまりとした乗馬用品店でした。

まずこのお店は普通の商店街にありました。

このお店の入り口を見てください!

可愛い! え、ここはおしゃれな喫茶店! またブティックかと思えます。

 

ドアに小さな文字でHorse Hard Ware 、ホース・ハード・ウエア

このハード・ウエアはコンピューター用語ではソフト・ウェアではない物ということ。

つまり、この店のコンセプトは馬術の技術をコンピューターのソフトウェアと見立てて、私たちはそれ以外を販売していますよ。

まあなんとオシャレな言い方。

そして中に入りますよ。

まず目についたのがこの女性用の色鮮やかな服です、かっこいい!

後ろには競技用の上着が並んでいます。

店内に飾られている馬の絵も英国風で素敵です。

この店のコンセプトは多量で多品種ではなく、ここの女性のオーナーさん(若くて美人です)が自分の好みだけを厳選して売っているという事です。勿論、もし他の商品が欲しい場合はすぐに取り寄せて貰えます。

では、お店の全体の写真です。

乗馬キュロットは真ん中にジーンズ風な物がみえます。

可愛い靴下、リボン(大会の賞用ですか)手入れ用品、ブーツ、馬着等、

オーナーさんの良い趣味がとても反映していて見ていてなんか気持ちがウキウキしてきます。

 

 

お茶を出してくれて、テーブルで少しお話をさせて頂きました。

ご姉妹で経営されていました、本当に乗馬が大好きでこのお店に来てくれる乗馬を愛する人が少しでも自分たちの選んだ馬具を見て貰えるのが幸せだと。

う~~ん、商業的には小さな規模のお店ですが、その中身の濃い乗馬愛をとても感じました。

ブロンドでブルーアイの美人のオーナーの写真を載せられないのが残念です(固く断られました)

さて、今回は大会での乗馬キュロットについてとアメリカにある小さな馬具屋さんのお話でした。

楽しいんで頂けましたでしょうか?

また、次回もお楽しみに、最後にSaddle Ranch サドル・ランチというステーキ屋で食べた時の写真です。

 

Director 河本 光広

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天高く馬肥ゆる秋、愛馬のために揃えて欲しい3つの馬具

愛馬のために揃えて欲しい3つの馬具ランキング

夏の暑さも過ぎ去り、朝晩は過ごしやすく気持ちの良い時候となりましたね。
今回は秋の季節に合わせて愛馬の為に必要な馬具をご紹介します。

第1位のお勧め馬具はなんといっても重宝する薄馬着

日中は秋晴れで汗ばむくらいの良いお天気の日でも朝晩は気温が急激に下がり肌寒さを感じる10月。

人は衣替えをしたり上着を羽織ったりして寒暖の調節をするように野生ではない乗馬用の馬たちには馬具が絶対に必要です。馬は他の動物と同じく自分で体温調整できるように全身が毛で覆われていますが、人と共に暮らすようになった馬は環境にデリケートで、季節の変わり目の変わりやすい気温の変化で体調を崩しやすくなります。
体温を調整できるような馬具・馬着などを使わないと馬も夜や早朝の冷え込みで体が冷えて風邪をひいたりします。
特に日中放牧で走り回ったり練習に励み汗をかいた馬たちにはアフターケアのお手入れと保温がとても大事です。
衣服を重ね着することで体温調整をする人と同じように馬にも気温に合わせた馬着/ラグ等の馬具は必須品といえます。

厳しい直射日光や紫外線から馬の肌を守り、嫌な虫避けにもなり肌寒くなる頃の体温調整にぴったりの馬具はなんといっても薄手サマーラグです。
ニュージーランドの馬は厩舎に入ることなく一生お外で放牧生活をすることが多いので、薄手サマーラグという馬具は必需品!
紫外線が強力な多いニュージーランドの日差しは晴れると冬でも暑く厳しいので、おいしい草を探してウロウロする馬たちは虫と日除け対策の馬具としてサマーラグを着て暮らしています。
夏は一枚仕立ての薄手、冬は中綿入りのサマーラグは乗馬用の馬にとっては欠かせない馬具です。

最近、虫をおびき寄せる電動殺虫器や薬剤による虫除け対策を施している厩舎の中でもネットでできた虫除け馬着の上から刺してくるしつこいアブやハエに困っているというお客様からのご相談が増えてきました。

薄手サマーラグは旧来のネット素材の虫除けラグと比べ、しっかりした布地なので強力な虫たちの攻撃から馬の肌を守ってくれる一押しの馬具です。
化粧ラグと比べ色は白地でファッション性では劣りますが、破れにくいポリエステル素材が多く使われている丈夫で長持ちする馬具です。
防水ではありませんが、シャワープルーフなので厩舎掃除の間、ちょっとお外で遊んでいてね〜という時に急な雨が降っても大丈夫、馬も濡れずに乾きやすい馬具です。
虫除け効果で選ぶなら首まで包むコンボタイプが断然お勧め。
日本ではあまり見慣れない馬具かもしれませんが、欧米では主流のタイプの馬具です。
必要でない時は首部分を体の方に折り返してお使いいただけます。
なんといってもネックラグを別に買うより一体型のコンボタイプの価格的はお得になっているのが嬉しいですね!

Zilco スーパーストップ・コンボ

Zilco スーパーストップ・コンボ

¥19,040
<創業50年を超える馬具の老舗Zilco社製>

季節の変わり目の温度調整に重宝する丈夫な薄手馬着
首迄カバーするネックラグ一体型薄馬着

 

虫除け効果だけではなく薄手サマーラグはちょっと肌寒い時に羽織る感覚で体温調整してくれますし、寒くなってくれば厚馬着の下に着せるアンダーラグとしても重宝します。
そして、寒さ対策だけではなく洗濯するのが大変な中綿入りの厚馬着の下に着せることで厚馬着の汚れ具合を軽減してくれます。
愛馬は汗をかいても薄手ラグを交換してもらえればいつもドライで快適、あなたは嵩張る厚馬着の洗濯回数も減るので大助かり
そんなマルチに活躍してくれるお買い得馬着の薄手サマーラグはこちら

Kool Coatライト・ラグ

Kool Coatライト・ラグ

¥7,735

<馬具を作って35年、オセアニアトップのWeatherbeeta社ブランドKool Coat>

フィット感を高めた新モデル
季節の変わり目の温度調整や汚れ避けにも最適なお買い得価格の薄手ラグ

 

第2位のお勧め馬具は食欲ストッパー馬具

秋といえば食欲の秋、野菜や果物、お魚の旬真っ盛り、美味しいものが目白押しの季節ですね。
夏枯れをしていた牧場の草も青々と茂りはじめ、馬たちにも美味しいご馳走がたっぷり。
厩舎から出て放牧を楽しみにしているお馬さんたちのリクエストの声が聞こえてきそうです。

太陽の光をサンサンと浴びた栄養たっぷりで美味しい青草をお腹いっぱい食べて肥えていく馬たち

使っている馬具の腹帯の長さが足らなくなったり、絶対欠かせないラグが窮屈になったり、たとえサイズアップでいくつも色々な馬具の買い換えが必要になったとしても、可愛い愛馬のためなら存分に与えてしまう馬オーナーの気持ちわかります。

体重が増えることで揃えた馬具サイズが合わなくなるだけなら良いのですが、これが脚や蹄、内臓に支障が出てドクターストップがかかり厳しいダイエットが必要になったら大変です。

とはいえせっかくのいい季節、愛馬を広い牧草地に出してあげたいけれど食べ過ぎを心配するあまり厩舎にお残りなんてかわいそう!

そんなあなたのお悩みを解決する馬具がこれです!

 

Roma放牧用口カゴ

Roma放牧用口カゴ
¥5,015
<馬具を作って35年、オセアニアトップのWeatherbeeta社ブランドRoma>
ポニーサイズから揃う食いしん坊の馬が放牧時に食べ過ぎるのを防ぐソフトタイプの口カゴ

つけたままお水も飲めるし、際限なく続く馬の食欲を抑えてくれる究極の馬具です。

注:食いしん坊さんはこれをつけても隙間から入ってくる草をけっこう食べてます

 

第3位のお勧め馬具はあなたも愛馬もハッピーにしちゃうお手入れ道具

秋になると大会シーズンも始まり、馬だけではなく競技会用のゼッケンや冬に向けてのラグなど馬具のお手入れも気になるのではありませんか?
騎乗前にしっかりブラッシングしてもゼッケン等、馬の体に直接つける馬具の裏に馬の毛が張り付いて残念に感じられたことはありませんか?
馬にも人と同じように毛量の少ないタイプと多いタイプがあります。
少ない毛量の馬はお手入れは楽だけど馬具が擦れて怪我になりやすかったり、貧弱に見えて大会でのポイントが獲得しにくかったりのお悩みがつきものです。
反対に毛量の多いふさふさタイプの馬はたっぷりのブラッシングが必要で毛替わり時にはゼッケンやラグ等の馬具に抜け毛がびっしり張り付いてお困りではありませんか?

そんな時、馬だけではなく馬具についた抜け毛も簡単に落としてくれる魔法のブラシはいかがですか?

 

 ミラクルブラシS

ミラクルブラシS

¥1,020

<馬具を作って35年、オセアニアトップのWeatherbeeta社ブランドRoma>

お手入れが楽しくなるブライトカラーシリーズ
蹄裏の取れにくい小さなゴミ取り。ラグやゼッケンに張り付いた頑固な馬毛をスイスイ取り除く便利な大きめブラシ
柔らかめのプラスチック製細目ブラシ毛なので馬の脚や体にもお使いいただけます

 

夏の暑さでお疲れの愛馬にスキンシップを兼ねてのマッサージはいかがですか?

ちょうど良い大きさの金属ボールが磁気パワーの相乗効果で回転しながら筋肉のコリをもみほぐす馬具をご存知でしょうか
この馬具、実は馬だけではなく人間にも大好評なのです。
濡れても大丈夫なのでお風呂の中でマッサージ、両手にはめて乗馬後に凝った肩、脚などをもむと最高!という嬉しい感想をいただいています。
心地よいマッサージ効果を愛馬にも是非、お揃いのマッサージラバーミットを使って。

Romaマッサージラバーミット

Romaマッサージラバーミット

¥1,020

<馬具を作って35年、オセアニアトップのWeatherbeeta社ブランドRoma>
疲れた筋肉を磁気の力でマッサージ
馬だけではなく人用としても大人気、疲れた体をお風呂でマッサージしてください

人にも使える優れものの馬具、同じ商品を2個以上ご購入の場合にはマルチバイの数量割引が入るのでこちらのマッサージラバーミットは愛馬とペアでのご購入がお得ですよ〜

最後までお読みくださりありがとうございます

Director: YOKO

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乗馬服装・5つのスタイルについて

乗馬服装、または乗馬する時の服装について

ひとことで乗馬の服装と言っても乗馬のスタイルによって色々あります。本来、乗馬の服装は乗馬スタイルによって着分けるものです。

まず、乗馬服装のスタイルを大きく分けると

  1. ブリティッシュ
  2. クロスカントリー
  3. エンデュランス
  4. カジュアルライディング
  5. ウェスタン

など5種類の乗馬服装スタイルに代表されます。

1. 日本の乗馬クラブはブリティッシュスタイルが基本。

ブリティッシュ乗馬はオリンピックでもお馴染みのスタイル。
その内容は、障害物を飛ぶジャンピング、馬のダンスとも呼ばれるドレッサージュ馬場競技に大きく分けられます。
競技会を目指していくと揃える乗馬服装も違ってきますが、乗馬レッスンでの基本の乗馬服装は同じです。

乗馬の練習に適する乗馬服装について

乗馬用の服装として欠かせないものは、鞍の上で滑らず安定したポジションが取れる乗馬用ズボンと動きやすい上着です。
鞍の上で背筋を伸ばして手綱を持ち、馬の動きに合わせて体を柔軟に動かせるように、乗馬服装は上下ともできるだけ柔らかく身体にフィットし伸縮性のある素材をお選びください。
他のスポーツと違い、自分の体を大きく動かすことなく馬の背に乗っているので一見、楽そうに見える乗馬ですが、馬の動きに合わせて滑らかについていく体の動きは普段使わない背中や脚の筋肉を使うため、実際は優雅な見た目によらずかなりハードな運動に相当します。ゆっくりした並み足や軽い速足をしているだけでも汗ばむくらいです。
手は馬上で手綱を持ち、馬とコンタクトを取るため自由に動かせず、服を脱ぐような馬を驚かせる動作も控えなくてはなりません。そこで必要不可欠となるのが、通気性や速乾性に富む素材の乗馬服装です。
夏は涼しく冬は冷えないクイックドライ素材の乗馬ウェアは、快適な乗馬の服装として便宜上そして機能上欠かせないアイテムです。
スタンドカラーになるスタイリッシュなタイプならレッスンだけでなく競技会にも使えて一石二鳥ですよ。

horzeブレア・長袖ショーシャツpink2

horzeブレア・長袖ショーシャツ

¥7,255

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

色も4色に増えた人気のブレア・ショーシャツ長袖タイプの乗馬服装
クイックドライでUV効果のNanotexを使用したハイテク乗馬用ポロシャツ
襟の開け閉めで練習用、競技用にも使えます

乗馬全般に欠かせない乗馬服装として挙げられる筆頭アイテムはなんといってもキュロット(乗馬用パンツ・ズボンのこと)-日本で主流のブリティッシュスタイルの乗馬にはとりわけ欠かせない乗馬服装です。
欧米では乗馬ズボンをスタイルに応じてブリーチとジョッパーズに分けますが、日本では一般的にどちらもキュロットと呼ばれています。
乗馬ズボンのスタイルや素材は時代によって変わってきましたが、基本的にブリーチは裾がすぼまった短めの丈で、長靴の中に入れるタイプ。それに対してジョッパーズはジョッパーブーツと呼ばれるショートブーツの上に裾を被せる長めのストレートタイプを指します。
乗馬用キュロットは、ぐらつかないよう安定した状態で鞍の上に座ることができ、脚(きゃく)と呼ばれる膝下、中でもふくらはぎからの扶助でライダーの意思を馬に伝えやすいように薄く伸縮性に富むフィット感の高い素材で作られています。

乗馬では、脚(きゃく)の中で膝部分が大きな役割を担います。
しっかり座れるように膝部分で鞍を挟み、速歩や駆け足をするときに鞍の上でお尻を上下させたり前後に動かしたりします。
このような用途に応えて、お尻から膝にかけての部分に補強や動きやすくカットされたものが乗馬服装のキュロットです。

乗馬服装のキュロットは普通の運動用パンツと違った仕上がりになっています。動きやすい伸縮性とフィット感を追求した素材が使用され、傷みやすい部分が共布や人工皮革で補強された乗馬服装キュロット特有のデザインです。

お尻から膝にかけての部分は、乗馬をする回数や鞍に乗っている時間が増えるほど鞍に接触して布地が擦れ、他の箇所と比べて傷みやすくなります。

乗馬服装のキュロットは補強部分の当て布の種類と部分によって呼び名が変わります。
大きく分けて、膝部分だけを補強したスタイルが膝革タイプ(ニーパッチ)、摩擦の多いお尻から膝までを補強したスタイルが尻革タイプ(フルシート)です。

時代によって補強部分の素材も変わってきました。
昔は共布か人工皮革スエードがほとんどでした。しかしその用法だと、耐久性が高いものの素材的に布より厚くなるため、柔らかさに欠けた感触となり、着ているうちにスエードがツルツルになります。そこで最近では布の上に滑り止めのシリコンが加工された商品が出てきました。
新しいシリコンタイプは、布を重ねることがなければ、人口スエード(布より伸縮度が劣る)を使うこともないため、フィット感が高く、さらに透明素材のシリコンであれば補強部分が目立ちにくくなります。シリコン素材の開発により、今や乗馬用キュロットは乗馬だけにとどまらず、タウン用としても使えるという理由で人気が出ています。

horze婦人GPシリコンチェックフルシートブリーチ4

horze婦人GPチェック・シリコンフルシートブリーチ
¥12,155

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

<シリコンフルシート>
尻革部分が透明シリコンなので目立たず、クラブへの往復にも使えるチェック模様
履き心地満点のストレッチ素材のワンランク上の快適乗馬服装キュロット

これまで初心者用のスターティングモデルの乗馬服装のキュロットは、補強部分に本体と同じ素材を使った共布タイプが主流でしたが、最近では乗馬クラブへの往復に着替えが不要のデニム素材やチェック模様など、カジュアルなモデルに目立ちにくい透明シリコン加工のものが好まれています。
シリコン加工の場合、シリコン部分の模様がメーカーのイニシャルやエンブレムをデザインしたものなどスタイリッシュなモデルが出ているので、これからの乗馬服装のキュロットは色や形だけでなく、補強部分のデザインで選ぶ楽しみもありますね。

鞍数も増えてきて乗馬が楽しくなってくると、耐久性と実用性が高い乗馬服装のキュロットが必要になってきます。
騎乗時間が増えるとお尻部分や膝部分の磨耗は初めの頃とは大違いです。擦れて薄くなった乗馬服装のキュロットは上達した証、もっと上手く乗りたい!
そろそろ本格的に鞍に対するグリップ力の高いフルシートスタイルの乗馬服装のキュロットを揃える頃ですね。
初めて人工皮革張りのフルシートスタイルを履くとスエードの素材感に少し戸惑うかもしれません。
最新の人工スエードは通気性と伸縮性を兼ね備え、滑らず鞍に吸い付くようにしっかり座れる機能性は多くのライダーから昔も今も圧倒的な支持を得ています。
摩擦にも強いこのタイプは耐久性に優れていますので、若干お値段が高めでも価値に見合ったハイコストパフォーマンス商品です。

最近では、人工スエードの上にシリコン模様が入ったおしゃれ度と機能性の高い商品も出てきました。

B//VERTIGOスキラー・レザーシリコンプリント・フルシートブリーチ2

B//VERTIGOスキラー・レザーシリコンプリント・フルシートブリーチ

¥22,335

【ワンランク上のhorzeプレミアムブランドB//VERTIGO乗馬服装】

<シリコンプリント尻革キュロット>
1ランク上のBVクールパワー
夏に嬉しい汗をかいても蒸れないクールマックス素材のスポーティタイプ婦人用ブリーチ
サイドに入った通気性を高めるエアーフローパッチと足元のVカットがおしゃれなスポーティな乗馬服装キュロット

 

日本でも欧米のように乗馬人口が増えて乗馬が身近なスポーツになってきたせいか、伝統的な長靴ではなくジョッパーブーツと呼ばれるショートブーツとハーフチャップスを合わせたカジュアルなスタイルで練習される方も増えてきました。このスタイルなら騎乗しない時は、乗馬服装のキュロットの上からハイソックスを被せてコーディネート、馬に乗る時は上にハーフチャップスをつけます。

乗馬服装のハイソックスはブーツの中で汗をかいても湿気を発散していつも快適にいられるクールマックス素材が人気です。伝統的なアーガイルチェックで足元から決めてみませんか?

horzeアーガイル・サマーソックス

 

horzeアーガイル・サマーソックス

¥935

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

コットン主素材、アーガイルチェック模様の薄手膝下丈乗馬用ソックス
サイズ22.5㎝~29㎝迄3サイズ

乗馬用の服装ではありませんが、乗馬をする際に欠かせないのが手袋。手綱をしっかり持てるように滑り止め加工され、擦れやすい部分が補強された乗馬用手袋はマストアイテムです。

馬の強い力で急に手綱を引っ張られたりして手に擦り傷ができるのを防ぎます。初めてのレッスンには使いやすく洗い替えできるコットン製の手袋からお使いになることをおすすめします。

horzeコットン・グローブ

horzeコットン・グローブ

¥1,020

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

すべり止めグリップ付のコットン製乗馬用手袋
黒、茶、白の3色&大人用サイズXS、S、M、L、XL

 

ブリティッシュの競技会用の乗馬服装は

少し上達してくると横木を越えたり、小さな障害を飛んだりするジャンピングの練習を始める方も多いでしょう。
そうなると、クラブで行われる競技会デビューも間近。
乗馬競技用の服装が必要になります。

乗馬のジャンピング競技の乗馬服装は正装となる競技用ジャケットの上ランが欠かせません。障害を飛ぶ際、前傾姿勢や起き上がる時に裾が邪魔にならないよう後ろが二つに分かれた丈が短めのダブルベンツジャケットを選びます。

 

Crescendoヘブン婦人ショージャケット

¥16,490

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

<障碍競技にピッタリWベンツ>
洗練されたカッティングとフィット感の高いストレッチ素材で動きを妨げません
防水&通気性を兼ね備えた動きやすい競技用ジャケット

ジャケットの中はショーシャツと呼ばれるスタンドカラーのシャツにストックタイ、男性の方ならネクタイでも出場できる場合もあります。

horze婦人競技用長袖ポロシャツ

horze婦人競技用長袖ポロシャツ

¥4,675

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

サイドに入った刺しゅうがポイント!
前ジッパーのスタンドカラー、着心地の良いニット編み素材で作られた婦人競技用長袖シャツ

 

スタンドカラーが苦手の方や暑い夏にはビブと呼ばれるジャケットから見える前部分だけをカバーする商品があります。

horzeショービブ

horzeショービブ

¥2,040

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

ショーシャツ不要、下着の上から付けるだけで競技会モード
暑い季節に最適です。ワンタッチでフォーマルモードに変身するショービブ

欧米では白の他に薄めのベージュやバナナ色も認められていますが、競技会の乗馬服装としては上ランに白キュロが定番ですね。できればしっかり鞍にグリップしてくれる人工スエード張りフルシートの白キュロットがオススメです。

ジャケットを脱ぐとキラキラ光るクリスタルがポケット周りに入ったおしゃれなキュロットはいかがでしょうか?

B//VERTIGOオリビア・シリコンフルシートブリーチ白1

B//VERTIGOオリビア・シリコンフルシートブリーチ

¥20,400

【ワンランク上のhorzeプレミアムブランドB//VERTIGO乗馬服装】

<シリコンフルシート>
ゴージャスなスワロフスキー入のキュロット

 

隠れたオシャレとして白いベルトやキラキラ光るラインストーン入りのベルトも一押しです。

horze婦人クリスタルベルト

¥4,675

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

抑えた輝きのクリスタルが中央に入ったお洒落な細めベルト

 

ジャンピングだけではなく馬のダンスともいわれる馬場競技を目指す方はシングルベンツの長め丈のジャケット、その次は憧れの燕尾服ですね。

ドレッシーなジャケットに合わせてキュロットはハイウエストタイプをお選びください。ハイウエストタイプのキュロットにはベルトがマストアイテムになります。

horzeデズリー・シリコンプリント・フルシートブリーチ白2

horzeデズリー・レザーシリコンプリント・フルシートブリーチ

¥16,235

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

<シリコンプリント尻革キュロット>
ドレッサージュライダーにおすすめ!
ハイウエストでスタイルよく見える人気の尻皮付きキュロット

 

競技会にオススメの服装として白キュロットを競技以外の間、汚れないように保つカバーも人気商品です。

horzeユニセックス・カバーパンツ

horzeユニセックス・カバーパンツ

¥6,035

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

梅雨シーズンには欠かせません!
競技用白キュロが汚れないようにカバーする膝丈の防護パンツ
サイドのジッパーで簡単に脱着できます

服装ではありませんが、競技会にも欠かせないのは手袋。競技に応じて手綱をしっかり持てて馬とのコンタクトを緊密に取れる乗馬専用手袋をお使いください。

ジャンピング競技には手綱をしっかり持てる滑りにくい手袋、

 

Dublinショージャンプ・グローブ

 

Dublinショージャンプ・グローブ

¥5,525

【乗馬ライダーによる乗馬ライダーのための欧州ブランドDublin乗馬服装】

障碍競技に最適なしっかり握れる乗馬用手袋
黒、大人用サイズXS,S,M,L,XL

 

馬場競技には細かな馬の動きを感じることができる薄手でしなやか素材の手袋をお選びください。

Dublinドレッサージュ手袋

Dublinドレッサージュ・グローブ

¥4,420

【乗馬ライダーによる乗馬ライダーのための欧州ブランドDublin乗馬服装】

1ランク上の競技、練習用にデザインされたシンセティック製手袋

通気性を高める指部分通気孔と手綱を握りやすくする指関節部分の伸縮素材が機能性を高めます
ダブルブライドルも持ちやすく動きを妨げない指間部分補強素材

 

2.クロスカントリーの乗馬服装は

クロスカントリーは耐久競技とも呼ばれます。自然を生かした起伏のあるコースに設置された「池」や「水濠」「垣根」など難易度の高い障害物を飛び、世界レベルの大会では6km以上長距離を走る障害競技です。

クロスカントリー競技の乗馬服装には何といっても安全性、動きやすさと快適さが求められます。
ジャンピング競技と違い、クロスカントリー競技は固定された障害を飛ぶ際にバランスを崩し転倒したり、水飛沫を浴びて濡れたりすることも多いので伸縮性、速乾性に富むポロシャツやテクニカルシャツなどの乗馬服装がオススメです。

horzeトリスタ半袖シャツpg2

horzeトリスタ半袖シャツ

¥4,675 

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

腕の下部分は通気性抜群のメッシュ素材
クイックドライ、UV効果のNanotexを使用したハイテク乗馬用ポロシャツ

キュロットは白より汚れが目立ちにくいベージュ色の乗馬服装を着用する人も多いです。過酷な競技に対応できる機能性と耐久性に富んだ服装が選ばれます。

B//VERTIGOニコラ婦人フルシートブリーチベージュ前

B//VERTIGOニコラ婦人フルシートブリーチ

¥20,400

【ワンランク上のhorzeプレミアムブランドB//VERTIGO乗馬服装】

<尻革キュロット>
夏に嬉しい、汗をかいても蒸れないクールマックス素材
ゴールド金具と前ポケットのレザー・パイピングがポイント

 

クロスカントリー競技の乗馬服装の必須アイテムはボディプロテクター、落馬事故などが多発する競技なので体をまもるボディプロテクターは絶対必要です。

Tipperary大人ライドライトプロテクター

Tipperary大人ライドライトプロテクター

¥48,535

【世界水準のプロテクターを作り続けて30年以上カナダブランドTipperaryの乗馬服装】

軽量&メッシュカバーで涼しく動きやすい丈短めボディプロテクター・ベスト

4wayに動かす事ができるフレキシブル・チャンネルシステム

取り外し可能裏ライナーだから洗っていつも清潔に保てます

 

ジャンピング競技と同じく手綱をしっかり持てる滑りにくい手袋も乗馬服装としては欠かせないアイテムです。

WOOFイベント・グローブ

WOOFイベント・グローブ

¥6,630

【信頼と伝統のイギリスWOOFの乗馬服装】
軽量で通気性に富むイベンティングやエンデュランス競技に最適な乗馬用手袋

 

3.エンデュランス競技に適した乗馬服装は

数十kmから120kmという長い距離を走破する馬の長距離マラソンといわれる競技です。

長い距離を何時間もかけて走るので、馬につける馬具もライダーの乗馬服装も長時間の騎乗に動きやすく疲れにくい乗馬服装を選びます。

何時間も馬の背に揺られ進むエンデュランス競技では汗を発散して乾きやすい高機能シャツの乗馬服装がオススメです。

 

horzeブレア・ショーシャツpdb

horzeブレア・ショーシャツ

¥6,545

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

クイックドライでUV効果のNanotexを使用したハイテク乗馬用ポロシャツ
襟の開け閉めで練習用、競技用にも使えます

急激な天候の変化に対応できるように軽くて雨風を通さないジャケットやカバーパンツという乗馬服装が必要となります。

horzeユニセックス・レインジャケット

 

horzeユニセックス・レインジャケット

¥12,070

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】
通気性と防水性に富むユニセックスタイプのジャケット
お揃いのパンツと合わせてトータルコーディネート

 

 

horzeユニセックス・レインジャケット

¥9,860

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】
キュロットの上から着用できるレインパンツ、競技会の白キュロ汚れ防止にも
お揃いのパンツと合わせてトータルコーディネート

エンデュランスのように鞍の上に長い時間座る場合は、体を締め付けず履きごごち良いスパッツタイプなら乗馬服装として耐久競技も疲れ知らず!
高機能で滑りにくいようにシリコングリップが入ったスパッツタイプの乗馬服装が人気となっています。

horzeリー・フルシートライディングタイツ紫1

horzeリー・シリコンフルシートライディングタイツ

¥17,255

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

<シリコンフルシート>
しなやかな素材、夏の乗馬にも最適な日焼け除けUV効果、シリコングリップの洗練されたデザイン
長時間の騎乗も着心地楽チン、新世代スパッツタイプの乗馬用キュロットです

 

 

4.カジュアルライディングの乗馬服装は

カジュアルライディングは欧米ではプレジャーライディング(Pleasure Riding)と呼ばれ、乗馬服装の規定はなく自由度が高いです。
ニュージーランドでは都心でもペットとして馬や羊を飼い趣味で馬に乗る人も多くいます。普段着のシャツやジーンズでも乗馬をしたりしているようですが、伸縮性が低かったり乗馬の動きを考えてデザインしていないパンツで馬に乗るとを縫い目のところで擦れ肌を傷めてしまったという話もよく聞きます。
カジュアルであっても乗馬の動きを考えてデザインされた乗馬服装は快適な乗馬ライフには不可欠ですね。
快適さを一番に考えたスパッツタイプはいかがですか?

毎日使っても惜しくないキュロットは馬事をお仕事になさる方にもオススメです。

horzeアクティブ・フルシートタイツ紺2

horzeアクティブ・フルシートサマータイツ

¥7,650

【ヨーロッパ、オセアニアで大人気の北欧おしゃれブランドhorze乗馬服装】

<尻革キュロット>
尻皮付きでこのお値段!
スパッツタイプで着心地ラクチンの人工皮革フルシート乗馬用レギンス

 

5.ウェスタンスタイルの乗馬服装は

ウェスタンスタイルの乗馬の服装というと、すぐにアメリカのカウボーイやカウガールを思い浮かべますね。
テンガロンハットにウェスタンシャツ、肌に馴染んだ使い古しのジーンズのとお気に入りのバックルがついたベルト。
ジーンズの上には端にフリンジの付いた腰から踵まであるチャップスと呼ばれる革製のカバーパンツ
足元は型押し模様が入ったかっこいいウェスタンブーツに西部劇でお馴染みのカシャーンカシャーンと音が出る?歯車のような輪の付いた拍車(輪拍/リンパクと呼ばれます)

気分は馬を自由に操り牛を追いかけるカウボーイやカウガール
投げ縄を持つなら厚手のロープ手袋も必要ですね!
広大な牧草地を持つオーストラリアにもカウボーイやカウガールはいます。
馬を乗る人の服装はアメリカとほぼ同じですが、ウェスタンサドルではなくストックサドル(外国ではオーストラリア鞍と呼ばれます)に乗っていることが違いです。

 

最後までお読みくださりありがとうございます

Director: YOKO

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乗馬用品が特別な3つの理由とアメリカへ行った時のお話し

乗馬用品が特別な3つの理由

数あるスポーツある中で乗馬はとても特別です。

何故、どこが特別なのでしょうか?

その事を3つの視点から考えます。きっと貴方も

この事を知るともっと乗馬への理解が深まるかも…

 

乗馬用品その1の考察

まず他のスポーツを思い浮かべて下さい、テニス、野球、ボーリング、

ゴルフ、陸上、剣道など、それらの全てにおいて使用する用品はそのプレイヤーの身に付ける物、または使う物ですよね。

 

ところが乗馬は、人が使う乗馬用品と馬が使う馬具の両方が必要なんです、他のスポーツではそれが全く有りません。馬には鞍から鐙、鐙革、腹帯、ゼッケン、頭絡、ハミが最低限でも必要です、

鞍だけでも、総合鞍障碍鞍馬場鞍、さらに競走鞍と全く用途が違う鞍が存在します。

人には乗馬ヘルメット乗馬キュロット乗馬ブーツ乗馬手袋さらに鞭も必要かも知れません。

 

 

つまり、他のスポーツより実に多種多用なアイテムが必要なんです。

ざっと10倍以上のアイテムがいると言われています。

そうそう、肝心な事を忘れていました。お馬さんも必要です。

 

乗馬用品その2の考察

多くの方が考える歴史のあるスポーツと言えばボクシング、これは紀元前8世紀のギリシャ時代がスタートと言われています。

乗馬はどうでしょうか?

 

馬やロバは紀元前4000年には家畜として歴史上に現れています。

すでにこの頃には馬を制御する為に手綱とハミなどの乗馬用品が使われており、遺跡から出土しています。

紀元前2000年にはもう馬車が開発されて日常で使われています。現在の馬車競技もここから発達したのでしょうね。

馬車

馬車用ハーネス

現在多くの人が楽しんでいる乗馬は、とても歴史のあるスポーツです。

もしかすると古来より受け継がれている人類のDNAが貴方を魅了しているのかも。

 

乗馬用品その3の考察

さて、最後の考察です。

貴方は乗馬を楽しまれた後に、どんな気分になりましたか?

日頃の疲れやうっぷんがいくらかは軽減されたことはないですか?

そうです、乗馬のもたらす大きな特殊の一つがホースセラピーです。アニマルセラピーといえば犬を用いたセラピー犬が有名ですが、古代ローマでも戦士の心のケアに馬を使う事があったとされています。

 

障害者さんのホースセラピーが現在とても注目を集めています。

他のアニマルセラピーはその動物とのふれあいですが、乗馬セラピーは読んで字のごとく「馬に乗る」セラピーです。障害者用の鞍や鐙など特別に開発された乗馬用品が数多く存在します。

これらを使用する事によって、馬上での姿勢や重心移動を助けます。

障害者さんによく使用されている鐙

horzeマトリックス鐙カバー

 

¥4,675

お持ちの鐙に取り付けると踏み込みが広い安全鐙に変身!
エンデュランス競技や外乗用、初心者や障害者乗馬にもお使い頂ける鐙カバー

(画像をクリックで詳細表示)

Zilcoマトリックス鐙カバー

¥5,525

鐙に取り付け踏み込みが広い安全鐙に変身させるカラフルな鐙カバー
エンデュランス競技や外乗用、初心者や障害者乗馬にもお使い頂ける鐙カバー

(画像をクリックで詳細表示)

 

★運動と心のセラピーを同時に行うのが乗馬です。

いかがでしたか、人類の歴史の中で人と長い付き合いの馬、最古のスポーツでもあった乗馬、心のケアをしてくれる乗馬。

そうした人と馬をつなぐ「乗馬」の全てを支えているものが乗馬用品なのです。

 

 

アメリカの乗馬用品専門店について

さて、次は私が実際にアメリカの乗馬用品専門店に行きましたので

その感想を述べたいと思います。

OOアメリカ乗馬用品店の看板

これについては当社のフェイスブックにも写真付きで紹介しておりますので

そちらも見て頂ければ幸いです。

 

私はロサンゼルス最大の乗馬用品専門店 Broken Horn Western Storeに行きました。

LAで最大でアメリカでも最大級の乗馬用品専門店です。基本はウエスタンですがブリティッシュの乗馬用品も沢山販売しておられます。

まず、お店の外から見て日本とは全く違う事がありました。感覚的に意表を突かれました。

 

 

その巨大な看板、大きいとはこの事ですね。巨大な鳥居に実物大の馬が

吊ってあります。実物大の馬が乗った鳥居を想像してみてください。まあ本物ではないですが、それが風によってゆらゆらと

動いているのです。さらにその下にもっと大きなブーツが揺れていました。それにまず驚きました。

アメリカ乗馬用品店の看板2

 

その店の横には同じ経営者の方が、修理店を出しておられました。乗馬用品のお店は朝10時開店でしたが、

隣りの修理店は朝9時に開店でしたので先にそちらを見学させて頂きました。

アメリカ乗馬用品修理店

 

鞍のアンコツ(鞍の中にある基盤)から馬着、服の修理まで3人のスタップが忙しそうに働いていました。色々と質問したら丁寧に答えてくれました。例えば、鞍の扱いについて。鞍は特に修理が難しいらしく、あまりにひどい破損の場合は、手がける前にハッキリこれはゴミだと言うそうです(笑)

 

アメリカでは古いのは捨てて新しい乗馬用品を買うのが普通と思っていましたが、いやいや愛着ある鞍は大事に扱われている様子。

何度も修理して使い古して、「もうこれ以上は」という状態まで使うのが普通みたいです。

 

USAらしい作業を見つけました。カスタムベルトを作成していたのです。世界に一つだけ、オリジナルの乗馬用ベルトを作成してくれます。例えば蹄鉄の形や馬の横顔等、なんでもお好みに応じてです。すごいですね。

 

次に見たのは、馬のエサの販売コーナーです。エサの販売はニュージーランドの乗馬用品のお店でもお馴染みです。種類は子馬から大型馬、ダイエット用、下痢用や便秘用まで用途に合わせて多々あるようです。価格もピンキリでした。どれも重いから運ぶのが大変です。やはりピックアップトラックは必需品だなと思います。

アメリカ乗馬用品店の餌

アメリカ乗馬用品店の餌売り場

 

ほどなく開店時間になり、待っていました!いざUSA最大級の乗馬用品のお店へ突入致しました。

入り口をくぐると、そこには圧巻の売り場スペースが!大きい、でかい、ものすごい品揃えです。1階と2階があります。1階から順に見て行く事にしましたが、多分2〜3時間では全て見れないのではと思うほどの乗馬用品が陳列されていました。

アメリカ乗馬用品店の内部

 

蹄油や鞍に塗布する油も何種類もあり、私も見た事の無い液体の容器がずらりと並んでいます。英語を読んでもさっぱり用途が不明です。

アメリカ乗馬用品店のサプリ売り場

 

隣りの鞍修理のお店で見た、アンコツだけも販売していました。私は趣味で結構色々な国の乗用品店を見ますが、アンコツだけを展示して販売しているのは見た事が有りません。

アメリカ乗馬用品店の鞍骨売り場

アメリカ乗馬用品店のウェスタン鞍骨

 

一巡してさらに気になる上の階へ移動して、乗馬用のキュロットを見学に行きました。これもすごい種類です。男女、色、サイズ別はもちろんのこと、メーカーも一流から正体不明のメーカーまで色々です。このお店では乗馬用のキュロットにこれだけの選択肢があるのですね。見ているだけでどんどん時間が過ぎていきます。

アメリカ乗馬用品店の乗馬キュロット売り場

アメリカ乗馬用品店の乗馬用シャツ売り場

 

続いて圧巻だったのが、ウエスタンブーツです。これはもう息を飲むほどの種類です。子供用のウエスタンブーツでさえ、こんなにあるの?と思いました。これがUSAにおける需要と供給のバランス。乗馬市場の現れ。乗馬人口を表しているのでしょう。その結果がこの乗馬用品の品揃えなんですよね。

つま先から頭のてっぺんまでトータルコーディネート。

ブーツの次はもちろんカッコいいテンガロンハットもずらりと並んでます。

アメリカ乗馬用品店の乗馬用ブーツ売り場

アメリカ乗馬用品店の子供用乗馬ブーツ売り場

アメリカ乗馬用品店のテンガロンハット売り場

 

乗馬用アパレル用品の次は、いよいよ本格的な馬具用品へ。

最初に鞍を見ました。ウエスタン鞍だけではなくブリティッシュ鞍も沢山有ります。中古の鞍も格安で販売されていました。

鞍の横にはハミが並んでいます。実はこのハミ、これだけ乗馬用品が種類豊富に陳列されている中で思いのほか種類が少なかったです。どうしてでしょうか。使用する馬具の中で、ハミに関してはあまり気にしないのでしょうか。

アメリカ乗馬用品店の鞍売り場

 

女性用のアクセサリーやおもちゃの部門も充実していました。プレゼント用に求める人が多いのでしょうか。アクセサリーはキレイな箱に入っていました。馬の置物も非常に沢山あり見ているだけでも楽しかったです。

アメリカ乗馬用品店のアクセサリー売り場

アメリカ乗馬用品店の馬の人形

アメリカ乗馬用品店の馬の人形売り場

アメリカ乗馬用品店の馬のの置物2

アメリカ乗馬用品店の馬の置物

アメリカ乗馬用品店の馬の置物3

 

再び履物コーナーへ。

革の長靴はARIATが展示してありました。価格もそれなりにお高いです。思った通りブリティッシュ用の長靴はウエスタン用に比べて数が少ないですね。

アメリカ乗馬用品店の乗馬用長靴

 

フーフピックは色取りどりで安かったです。

鞭もブリティッシュの乗馬用品に分類されるためか、この規模の店にしては取り扱いが少なめです。

アメリカ乗馬用品店の裏彫掘り売り場

 

見学の終盤で見たのは、日本では売り場で見ることのないもの、しかし海外の乗馬用品としてはごく一般的に店舗で扱われているもののひとつ、蹄鉄です。やはりそこはDIYの国、自分で出来ることは自分でするのでしょうね。装蹄道具も並んでいます。

変わった蹄鉄を見つけました。丸い蹄鉄です。面白いですね。どのように使用するのでしょう?

最後に見つけたのは、まるで医薬品のような商品。メディケアの一つですね。自分の馬に接種する虫下等の経口の注射剤です。

アメリカ乗馬用品店の蹄鉄売り場

アメリカ乗馬用品店の医薬品売り場

 

 

いや、もう十分に乗馬用品を堪能致しました。

私がニュージーランドから来た日本人で乗馬用品店を経営していると述べて、それらしき人物に「オーナーさんですか」と聞くと、(どう見てもオーナーと思えわれる大きくがっしりと太った男性です。でもここのスタッフでした)ちょっと待つように言われました。

待つこと数分。

本物のオーナーさんが現れ、色々とお話しをさせて頂くことができました。痩せた小柄な白人の男性でした。失礼ながらこの男性は店内をウロウロしていたので、私はきっとここのスタッフだと思っていました。

彼が言うには、まず世界の乗馬用品業界がここ10年で激変した事、それはインターネットの出現です。これにより今までの乗馬用品の売り方が変わり、このお店にようにロサンゼルスのような都市に近い巨大な店ではなく、田舎にある巨大な倉庫でインターネット販売する業者が出現してきた事。

それは当社でもそう実感しています。

 

さらに、USAだけの特徴が南米から移民が大量に移住してきた事。彼らは初めは賃金の安い労働者だったが、今では中産階級に大勢います。そして彼らは自国のメキシコの乗馬用品を求めている事。

 

メキシコの乗馬用品ってなんですか?と聞くと、「どれもハデなものさ」と彼は言います。つまりハデなカウボーイハットや馬着、服、靴等らしいです。

確かに昔、テレビで良くみたカウボーイハットは地味だけど雨や風にも強いかったですが、今回見たカウボーイはハットどれもハデでした。

 

そして、ひととおりUSAの馬具用品の業界事情を教えてもらうと、今度はニュージーランドの乗馬用品業界の質問が山のように…いつのまに私達の周りには、スタッフとさらにお客さんまで聞いていました(笑)

そして、私が話す度に、いやキゥイ(ニュージーランド)アクセントの東洋人は初めて見たと笑らわれました。

 

皆さんとても気さくでいい人ばかりでした。いや、なんでしょう?

同じ業界の人とは基本的に話が会うのでしょうかね。

実は密かにこのお店で是非買いたい物が有りました。それはカウボーイハットです。そしてついに買いました!

 

この訪問の後に行ったのがロサンゼルスの ユニバーサル・スタジアムです。

恥ずかしながら、ここで買ったをカウボーイハット被って行きました。

うわ〜楽しかったです!ウッドペッカー夫妻?と写真を撮りました。

アメリカ乗馬用品店で買った帽子

 

最後まで見て頂き有り難うございます。乗馬用品の世界は本当に広くまた深いものが有ります。まだまだこれからも、楽しみながら深めて行こうと思っています。

Director 河本 光広

 

 

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